2002-11-28 第155回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
○参考人(小村武君) 御指摘のとおり、昨年、金融再建プログラムによりまして、産投特会から五百億、私どもの資金から五百億を出しまして一千億円の資金を手当てをいたしました。この運用に当たっては最終的には私が責任を持って出資行為を行う、そういう仕組みでございます。
○参考人(小村武君) 御指摘のとおり、昨年、金融再建プログラムによりまして、産投特会から五百億、私どもの資金から五百億を出しまして一千億円の資金を手当てをいたしました。この運用に当たっては最終的には私が責任を持って出資行為を行う、そういう仕組みでございます。
これは、完全に民主党案どおりにはならなかった面がありますので、私どもは強制注入をしてでも金融再建を図るべきだという考えですが、今の法律でも、システムリスクにならなくても、そのおそれがある場合にはある程度柔軟に対応できる条文があるわけです。そういった意味では、これは決断、もう政治的決断のときだと思うんですね。
それは、長くなりますといけませんが、御承知のように、我が国の金融再建、この三年来のことでございますが、金融機関が不良債権を償却せずに、いわば引き当てという形で対応してきたということについて、これは御承知のように、日本の金を貸します場合には、プロジェクトに貸しますよりは会社に貸しておるという感じがあるものですから、一つのプロジェクトがだめになっても、それですぐライトオフしないで、やはり会社との関係もあって
ただ、お説のように、人々に説得をしていくというのは非常に大事なことだと思いまして、私も、この補正予算あるいは緊急対策だけではなくして、金融の対策のときも、七月、八月ぐらいには、世論のまとまりといいますか方向性で公的資金の投入にはかなり批判的な世論が多かったのですが、いろいろなテレビその他に出演させていただいて御説明申し上げると、徐々に納得していただいている、景気対策の重要性、金融再建の重要性というのはかなり
当時の御審議の中で与党側が心配いたしましたことは、いわゆる緊急金融再建の関連法案だけが通りますと現在の機構はかなり廃止されますので、その結果として破綻前の処理というものの規定がなくなってしまいます。
村山総理初め、政府として、国民の理解と納得のいく金融再建の方策をお立てになることを申し上げ、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣村山富市君登壇、拍手〕
徴税の問題は、前述のように、朝鮮銀行に対しても金融再建整備法等の一環の戦後の経済再建の立法の精神を普及されまして、今までのような戦犯解散の方針を再建整備の精神に置きかえられて、閉鎖機関令及びその指定を抜本的に考え直していただいて、強制解散のなかりしものと考え直されたならばおのずから解決の道も立ち、またかくのごとき憲法違反の機関令を忠実に実行し、さらに強化し、あるいは最近においては納付金までも新たに課
しかしこの法案は、庶民金庫及び恩給金庫の金融再建整備によります跡始末をしなければならぬ必要に迫られており、またその目的に掲げておりますような事業をやります金庫は、何としても必要なのでございます。
今回のこの改正によりましてもその当時例えば金融再建の処置が旧法によつて行われたそうして、中間処理等が行われたことによりまして例えば第二封鎖預金が中間処理によつて第一封鎖に移り、而もそれがすでに引出されたというようなものについては、これを本当の既成事実として尊重しなければならなかつたわけでありまして、その面におきまして若干の補償が殖えるような仕組になつたわけでございますが、全般的にいえば補償の額は差引
○中西功君 二点ですが、一つは金融債券が切捨てられた結果、旧勘定に繰入れられる結果、興業銀行の、これは特定の問題ですが、損失というものは結局どのくらい増大したかという点と、それから今まで金融再建整備法で、一應整備されて來まして、大体一應終つたわけでありますが、そもそもこの再建整備をやられた結果、一体効果がどれだけあつたか。
○中西功君 金融再建整備法で、大体銀行勘定でいえば十五億というふうに切つて、今後処理なさるということになりますが、その効果が結局あつたのかなかつたのかということをお聞きしたいのですが、と申しますのは漠然として分らないかも知れんけれども、要するに金融機関を整備して効果があるとすれば、大体銀行の信用が増して、その面からいえば、預金が殖えるとか、或いは貸出能力が正しくなるとかいうようないろいろな点があり得
從いまして、時價で処分いたしました場合に、相当利益が上るじやないか、その利益を國家に返納することが起りはしないかというお尋ねのようにも考えられますが、この点は金融再建整備法にあります新旧勘定の分離をいたしておる場合の政府の補償の場合に関連した御質問だと思いますが、このことについては御意見の中にもございましたように、さような場合についてはまだはつきりいたしておりませんが、なるべく新しい農業協同組合の方
それは一應軍需補償の打切り、企業再建整備、金融再建整備、或いは会社應急措置令、又財産税等の一連の措置によつて、この戰災による金融機関の整備というものを一應終つたというところへ持つて來て、又この延期を始めた、こういうことで公債は値下りをしております。これはどの程度の値下りがこの措置によつて生じたかということは、やや見解の相違になりまするが、少くとも固いところを見て五、六円の値下りは來ておる。
それから封鎖の打切り、その他國民に影響も及ぼしたが、ようやく今整理がまさに完結せんといたしておるときでありまして、過般も金融再建の第二封鎖の関係があらためて起りまして、またこれで一悩みいたしたのであります。
これは具体的に申しますと、たとえば予算面から見てみますと、一般会計の中で、金融再建補償その他の予算外の交付公債が二百三十四億あります。これは流動性をもつから、將來インフレの原因となることは、大体認めて差支えないじやないか。その次に特別会計を見ますと、公債及び証券、それから借入金、これを合計しますと千四百六十七億円あります。
先頃の農地證券、それから金融再建の補償そういうようなものにおきまして、こういうような公債を以て決濟をいたすという例は、終戰後におきましては相當あるのであります。その例に從いましてやつております。大體その場合にお考えを願いましたのと同じように願いたいと思います。
必要といたしますが、先に一般会計予算補正(第四号)並びに(第五号)にて決定せられました分を差引きまして、三十八億六千八百四十八万九千円の増加となる外、租税収入の増加に伴う地方税分與税分與金の増八十一億七千六百三十八万八千円、欠損補填のため国有鉄道事業特別会計への繰入れ五十億円、並びに通信事業特別会計への繰入れ二十五億円、復興金融金庫に対する出資四十億円、その他貿易資金への繰入れ、生活保護費の増と金融再建補償金
こういうふうに考えて見ますと、本予算の千百四十五億と、金融再建補償金百億円が今回一應打切られた形になつておりますから、それを差引いて追加予算を加えると総計千九百七十億になりまするが、安本がこの前推定して大体國民の所得はこれだけあると言うたのは八千四百九十一億円あるということになつております。
のみならず普通歳入予算におきましては、歳出予算よりも四十八億円超過しておるわけでありまして、これは当初予算において金融再建補償金の財源の一部として予定した公債收入四十八億円を埋め合せる。そうして両方通じて赤字がない、こういうわけになります。その財源としては普通歳入については増税をやる。又新税を起す。煙草の値上をやる。こういうことをやつて増收を図りますと共に、人件費と物件費について約一割を節約した。
——————————— 金融再建整備法の一部を改正する法律案(内閣提出)に関する報告書 [都合により第六十四号の末尾に掲載] ——————————— 〔早稻田柳右エ門君登壇〕